WEB版限定! 『3時間でサッカーの目利きになる』ポジション編 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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WEB版限定! 『3時間でサッカーの目利きになる』ポジション編

ヒデ
そう。まだ会社で言ったら売上とか数字で評価されることに完全に納得できていなかったりする。「俺にはデカい夢があるんだ! 会社の目先の利益のためにつまらない仕事はしたくねえ!」みたいな。まだちょっと青くて、ロマンチストなところが残ってる。でも、そこが危険でもあったり魅力的だったり。攻撃的MFが元気なチームは、活気があるだろうね。

タケ
では僕も来年からは元気出していきます! じゃあ最後に、花形ポジションのFWはどうでしょう。

ヒデ
FWは“営業のエース”だね、また会社で例えると。みんなで一生懸命に作り上げたものを、最後に数字という結果に変えてくれる人。

タケ 
MFみたいに、哲学やロマンの中で生きるんじゃなくて、数字の中に生きなきゃいけないポジションですか?

ヒデ
そうだね。FWも前線からのディフェンスとか、いろいろなことが言われるけど、結局のところ、ゴールをたくさん挙げてるFWはどんなチームからも高い評価を受けるからね。そうやって数字「のみ」で評価されることに慣れてなきゃいけない。まさに営業でしょ。

タケ
なるほどすごく腑に落ちました。攻撃的MFとは逆に、リアリストでなければならないですね?

ヒデ
うん。たとえば自分が売ってるものが、正直あんまり質が良くないとか思っていても、しれっと売りつけるくらいの強引さが必要かもしれない(笑)。あとは瞬間的なボールに反応する鋭さとか、嗅覚も必要だから、まさに勘の良い営業かな。

タケ
う~んこうして話を聞いていくと、本当にサッカーってポジションごとに、キャラクターが多彩ですね。

ヒデ
そうだねえ。ポジションの適性は身体能力とか、技術とか、基準はいろいろあるけどさ、いちばん大きいのは性格かなあと個人的には思うよ。やっぱ究極のチームスポーツだからね。お互いがかみ合うためには、そういうところが大事だもの。

タケ
面白かったです! もっと、サッカーのことを教えてください! テレビで試合を見ているけど、解説者の方の話を聞いていても、いろいろとわからないことが多くて……。

 

→続きは『3時間でサッカーの目利きになる』本編で!

 

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清水 英斗

しみず ひでと

1979年生まれ。岐阜県出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。ド イツやオランダ、スペインなどでの取材活動豊富。ライターのほか、ラジオパーソナ リティー、サッカー指導、イベントプロデュース・運営も手がける。過去には東京都 リーグ2部でプレー。現在も週に1回は必ずボールを蹴っており、海外取材の際に は、現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。主著 に『サッカー「観戦力」が高まる』(東邦出版)『3時間でサッカーの目利きになる』(ベストセラーズ)など。 


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  • 2013.12.07